・電験三種、何から
勉強すれば良いの?
・みんなどれくらい
勉強してるの?
・自分みたいな初心者
でも受かるのかな~?
そんなお悩みにお答えします!
電験ロードマップシリーズ、第3弾という事で今回は計画立て~勉強開始の所まで紹介します。
やっと勉強始めるのね?
【前回のあらすじ】
自分は、電気工事士資格を持ってなくて電気関係の仕事をしてない初心者でした。
そんな自分は独学を続け、2年9ヶ月で『電験三種』合格を勝ち取りました。
合格より1000日前に勉強を開始!
この時、『難関 電験三種』をどうやって攻略しようと考えてたのか?を紹介します!
記事の流れはこのようになってます。
1.計画立て
- 計画の根拠
- 自分の計画
2.『はじめの一歩』勉強開始
- 4科目について
- 数学について
- そして勉強開始
3.友人への決意表明
今回も、当時の自分に対して電験三種を取得した経験から、
「今の自分だったらこうするんだけどな~?」
というポジションを取っていきます!
それでは本題に移ります!
計画立て
2019年10月のお話です。
2021年9月の電験三種に
一発合格してみせる!
そう意気込み、計画を立てる事としました。
※2021年の試験は8月22日でした。
計画の根拠
2020年に受けようと
しなかったの?
2020年はパスしました。
理由として、
- あくまで狙いは一発合格
- 自分の環境だと2020年9月試験に間に合う気がしない
- 無理なく進めていきたい
- 交代勤務や子育てとの両立だと勉強時間の確保が難しい(言い訳)
当時の自分は、国家試験19戦全勝中でした。
なので、
「難関 電験三種を一発で合格し、20戦全勝達成したい!」
と考えてました。
達成して自分に大きく自身を付けることを狙いとしてました。
※この時の自分は、一発合格よりもはるかに大切な事を学ぶことを予想してませんでした。
なぜ2020年の受験をパスしたか?
自分は『漢検準1級』に挑戦しようと思った過去がありました。
「テキストを購入し、3ヶ月後の試験に受かって見せる!」
と意気込んでました。
しかし、自分なりに勉強したつもりではありましたが合格には程遠いレベルでしたので、受験すらせずに諦めました。
その失敗経験もあり、長期での計画を考える事としました。
「合格できそうなレベルになったら受験しよう!
しかし、だらだら進めていては合格は難しい!
自分には交代勤務や子育てもあるし~・・・」
そう考えて約2年での合格を目指す事としました!
仕事や子育てと
両立しながら早期に
合格する方もいるよね
すごいですよね。
しかし自分は自分!
自分のペースで無理なくやることが大事です!!
長続きさせるべく、自分のキャパと相談して計画を立てましょう!
周りからのあおり・・・
ガン無視しましょう!
プラスの声掛けは拾う。
嫌味などはスルーで結構!
自分のペースを死守した計画を立てましょう!
自分の計画
上記を踏まえて
計画を立てました!
2019年の11月から勉強スタート!
『導入⇒理論⇒機械⇒電力⇒法規⇒過去問⇒試験本番』
この順番で勉強を進めていきます!
各項目の期間としては、
- 計算等の導入⇒1ヶ月
- 理論⇒5ヶ月
- 機械⇒5ヶ月
- 電力⇒3ヶ月
- 法規⇒3ヶ月
- 過去問周回⇒5ヶ月
各科目問題集を3周行う。
としていく事としました。
4科目の中で基礎となる『理論』、範囲が広く難易度が高い『機械』をそれぞれ5ヶ月と長めに設定しました。
その後に『電力』『法規』を3ヶ月としつつ、『理論』『機械』の復習をちりばめていくようにしていきます。
しかし、復習の比率をどれくらい置くか?見えてませんでした。
正直、実際に勉強してみないと『どれくらい勉強すれば良いのか?』見えません!
覚える事がとにかく多い電験三種、新しい事を覚えていく内に勉強してきた事を忘れてしまいます。
ですので今の自分ならこうします。
- 導入⇒1ヶ月
- 理論⇒3ヶ月
※少しづつ法規条文に目を通し始める
- 機械 理論復習⇒4か月
- 電力 理論・機械復習⇒5ヶ月
- 法規 理論・機械・電力復習⇒3ヶ月
- 過去問⇒5ヶ月
各科目3周+復習行う
まず理論科目を3ヶ月とします。
その後の3科目は勉強してきた科目の復習にも充てるべく、長めの期間設定とします。
そして、理論科目の3周目辺りから法規条文に目を通すようにしていきます。
こうすれば2021年試験で
一発合格できたかもです。
2021年理論科目はコンデンサや計測の攻略がカギを握ってました。
理論科目の復習に時間を充てていれば、35点という惨敗に終わらなかったでしょう。
勉強時間ですが、
- 平日⇒1.5~3時間
- 休日⇒0~6時間
としてきました。
休日の勉強時間は交代勤務の体調切り替えや家族との時間、家事、後にブログ出筆などに充ててましたので、まちまちとなります。
休日の勉強時間は少ないと自覚しています。
※やらない日もあり・・・
また、睡眠時間も7時間を確保するようにしてました。
※交代勤務の調整ミスにより、眠れない日もありました・・・(笑)
こういう事情で
勉強期間を長く
取る事としました。
自分は
- 平日勝負で早起きして勉強
- 仕事の休憩時間やミーティング前のスキマ時間で勉強
これらを実践していました。
『はじめの一歩』勉強開始
2019年11月、長期に渡る勉強を開始しました。
電験三種の導入という事で、こちらの参考書で勉強を始めました。
みんなが欲しかった
電験三種 はじめの一歩
出版社 TAC出版
当時の自分の中で信頼度が大きかった『TAC社出版 みんほしシリーズ』。
フルカラーで読みやすいこのシリーズに、FP受験時にも大変お世話になりました。
本屋でこちらの本を読んでみて、「ふむふむ」と感じて早速購入しました。
本の中身はざっとこのような感じです。
【本の中身】
- 『電気主任技術者』の業務や合格後の流れ
- 試験の流れや過去の合格率等の概要
- 学習法の参考例
- 電気の基礎や単位についての説明
- 4科目の基礎知識(各科目2題の練習問題あり)
- 分数、平方根、累乗、対数、方程式、三角関数、ベクトル、複素数などの数学
- 練習問題
本の概要をピックアップして説明します。
4科目について
こちらは、各科目の概要の説明はもちろん、知識の相関図が載ってます。
例えば、『理論科目の電磁力は機械科目の4機に関連する』『電力科目の発電・送配電は法規科目の電気施設管理に関連する』など、この分野は他の科目のどの分野に関連する事が載ってます。
とはいえ、4科目の中身を勉強してない自分には実感が湧きませんでした。
※どの資格試験でも同じことが言えますが・・・
なので、4科目間でそれぞれ繋がりがあるのだと認識さえできれば十分です。
また、各科目の概要説明の後に練習問題が用意されてます。
問題は過去問からの出題となります。
レベルとしては、電験三種の問題集を3周こなせばラクに解ける程です。
※完全に個人の感想ですが・・・(笑)
ただ、この本を手に取ったばかりだと
「何これ!?」
と思う方が大半です。
自分も
「こんなの分かるか~!」
と思ってました。(笑)
ここも、
「こういう問題が出るんだな~」
と思う程度で大丈夫です。
パーチャルみたいに
30分にらめっこしなくても
良いわよ!(笑)
うっ!
なぜそれを!?(笑)
しかし、この先逃げることなく電験三種の勉強を積み重ねていけば、これらの問題をラクに蹴散らすことができます!
そういう日を目指して『はじめの一歩』を踏み出しましょう!
数学について
こちらでは、
- 分数
- 平方根と累乗
- 対数
- 方程式
- 最小定理
- 三角比と三角関数
- ベクトル
- 複素数
以上の電験三種に関連する数学知識が載ってます。
各項目の説明と計算問題に加え、電験三種の関連問題も数題載ってます。
まず、分数に関しては小学生レベルの算数から入ります。
そこから平方根や累乗などの中学レベルの数学となります。
そして高校レベルの三角関数や対数、複素数が登場したりと難易度は様々です。
まぁ、電験三種では
幅広いレベルの数学知識が
問われるからね。
一通りやってみた自分の感想としましては、
- もともと理解できてる知識はスルーしても大丈夫
- やってみて「分からないな~」と思うような所は一旦保留しても大丈夫
といった感じです。
2点目に付いては、この後の4科目をやっていく間に身に付いていくものも有ります。
1周ほど計算問題をこなしてから4科目に進みます。
計算問題で分からない事があれば辞書感覚でこちらの数学に戻り、確認していけば対処することは可能です。
自分は機械科目の変圧器に
必要な『最小定理』の確認に
戻るなどの活用を
してました。
このような活用ができるので、その場で数学の内容を完全にマスターしなくても大丈夫です!
実際にパーチャルも交流に
必要な『複素数』の計算が
できるまで2年半掛かってた
からね。(笑)
むむっ!
でもこれで初心者の方が
安心できればそれで良い!(泣)
もちろん、複素数の確認で『はじめの一歩』を活用しました。
4科目に進んでからも、いつでも確認できるように『はじめの一歩』を近くに置いておくことをオススメします!
そして勉強開始
こうして『はじめの一歩』を購入して勉強開始しました。
本を一読しては、上記のように問題を解いたりしてました。
当初は家のリビングや書斎で勉強してました。
この時はまだ会社の休憩時間での勉強してませんでした。
「きっとバカにされる!」
そう思い、会社の人に『電験三種』を受ける事を知られたくなかったからです。
ただ、病院の待ち時間では参考書を読みながら勉強してました。
当時、季節の変わり目で風邪を引き、1人で病院に行ったのですが、
こういう待ち時間はまとまった勉強時間を確保する事ができます!
「電験三種はとても難しい試験!人目を気にする余裕など無い!」
そう考えて勉強時間を確保するようにしてました。
今の自分なら
このスタンスで会社でも
堂々と勉強します!
この時のパーチャルは
周りに流されやすく、
主体的に動く事を
してなかったからね。
自身の心の成長については、後日紹介します!
友人への決意表明
勉強を始めた当初、2人の工業高校時代の友人と会いました。
友人2名とはそれぞれクラスは違いますが同じ部活の仲間で、テストの点数を競い合ったりして切磋琢磨していました。
卒業後も数年に1回会う仲です。
パーチャルの数少ない
リア友だよね。
自分と仲良くしてくれる
素敵な友人たちです(泣)。
2人とも電験三種の受験経験がありました。
友人Aは高校時代に授業前と放課後・夏休み等に補習を受けた末、2回目の試験で電験三種を取得してました。
友人Bも社会人になってから受験したのですが、高い難易度を前に歯が立たなかったと話してました。
友人Bは高校時代、クラスで上位に入るくらいの学力でしたが、その話を聞いて電験三種の難易度の高さを改めて実感しました。
電験の話で盛り上がってるうちに、友人Aから複素数の事を聞きました。
この時の自分は『はじめの一歩』を読み始めたばかりであり、高校時代に複素数を習ってなかった自分は、初めてその存在を知りました。
「2乗するとマイナスになる。」
そう聞き、
「何だそれ??あり得んでしょう??」
と下のような顔をしてました。(笑)
このような樹海みたいな難易度の試験に自分は挑戦するのだなと、身が締まる思いでした。
そう思いながらも自分は、
「頑張って勉強して、受かってみせるよ!」
そう決意表明しました!
このように宣言する
ことって大事だよね。
宣言する大事さは
こちらの動画で
紹介してくださってます。
※友人に宣言した当時、こちらの動画は配信されてません。
電験三種を受験するメンタルを作るのに、とても大切な事を学ぶことができます。
それに付きましては
こちらの記事にも紹介してます。
友人たちと楽しい時間をすごした後に『はじめの一歩』での勉強を1ヶ月続けました。
たったこれだけの期間ですが、1週間で挫折した過去の自分とは違って、勉強を続けることができました。
2019年12月、合格するまで自分を苦しめ続けた『理論科目』の勉強を開始します!
続きは後日投稿します!
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
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