・電験三種リベンジを決意したけど、モチベ―ション維持は難しいな~。
・自分は成長できてるのかな~。
モチベ維持は難しいですよね?
自分が維持できた体験談をお話します。
令和5年7月現在、電験三種の試験は年2回で、CBT試験も導入され、昔よりも受験チャンスが増えています。
試験期間が短くなったことにより、モチベーションの維持もしやすくなっている印象です。
それでも、孤独に勉強したり、自身の成長が感じれないとモチベ維持は難しくなります。
自分は令和3年度と令和4年度上期に受験し、時期として受験回数が移り変わる最中でした。
自分は試験までの期間が1年でしたが、その中でモチベを落とすことなく勉強を続けて来れました。
何マウント取ってるのよ!?
そんなつもり無いですよ!(汗)
自分が電験三種リベンジ時に置かれていた頃は、
- 電験三種が必要な職場ではない
- 電験三種の話ができる人が周りに1人しかいない(会社の上司でしたが異動し、話できる人はゼロ)
- 家族に話をしても、それどころでは無く忙しい(息子は話に乗ってくれてたが)
- 過去問の問題組み合わせによっては、点数が伸び悩み
このような環境でした。
では、どうやってモチベを維持できたのか?
秘訣は以下の通りです。
1.SNSで共通の目的を持つ方々と繋がる
2.問題を解いた後に『タラレバ思考』を持つ
1は分かるけど、2のタラレバ思考ってどういうこと??
では、自分の令和3年12月~令和4年6月までの様子と合わせて紹介します。
ブログとSNSデビュー・同志との出会い
ブログデビュー
令和3年12月、電験三種リベンジ!理論科目の絶望と不安 そして希望の光での不安を乗り越えた頃のお話し。
この時期に自分は、ブログとSNSを始めました。
きっかけはYouTubeチャンネル『両学長 お金の大学』を視聴した事です。
【YouTubeチャンネル 両学長 お金の大学】
ブログのテーマは今の資格関係とは違い、「子育て・療育」について書いており、SNS発信も準ずるものでした。
電験三種不合格の理由と教訓 受験者が体験した生の声での紹介の通り勉強ばかりで子育てに向き合えてなかった自分。
発信することで変わりたいという願いがありました。
あの頃は手探りと緊張の日々でした。
もちろん勉強の手を緩めることはありませんでした。
なので、コンセプトとは大きく外れて勉強のことをよくツイートしてました。
おはようございます!
— パーチャル@勉強垢 思い立ったが吉日、その日以降は全て凶日 (@m0253o) February 21, 2022
今日は朝勤初日!
早目に会社に到着し、作業着を洗濯しつつ今日も会議室で電験勉強🔥
今年は絶対に電験3種取ろう👍#朝活#電験3種
完全に電験勉強アカウントじゃん!(笑)
子育て・療育関係なくない!?
何故か電験や勉強のことを発信すると落ち着くのです。(笑)
その中でも、昔よりかは子育てに向き合っている・・・つもりです。
このような発信を続け、ある方とSNSのDMでお話ししていく中で、
「自分が勉強で経験してきたことを発信した方が良いのではないか??」
そう考え、令和4年6月に現在のブログ『資格の予備校 パーチャルハンター』を立ち上げました。
随分と方向性が変わったわね。
おっしゃる通りです。
自分が書いたブログを読んで頂き、本当に嬉しいです。
ありがとうございます!
このように、
「SNSやブログで発信するからには勉強を頑張らなければいけない!」
というやらざるを得ないプレッシャーを自らに与え、モチベ維持に繋げてきました。
同志や勉強ツールとの出会い
SNSで電験三種の勉強について発信していく内に、勉強に関わる方々と出会う事ができました。
初めて電験の勉強をされている方と繋がったのは、令和4年2月頃でした。
この時、電験2種を勉強されている方の発信がオススメに表示されました。
自分は
「電験二種を勉強されている方、ぜひともフォローしたい!
でも自分なんか、相手にしてもらえるのかな~?」
ともじもじしてました。
何だか初々しいわね。
SNS初めて1年半経ちますが、未だに同じ心境です。(笑)
勇気を出してフォローした所、フォローバックして頂きました。
そこから、電験受験者を中心に勉強をされている方々を中心にフォローしたり、フォローして頂いたりしました。
リアルな世界では、
『自らの意思で勉強を頑張る!』
という方は周囲にほとんどいませんでした。
むしろ、
「勉強なんて嫌い!」
「勉強する奴はダサい!」
「何で勉強なんかしてるの?つまらん人生だな~」
と言ってくる人の方が圧倒的に多かったです。
なので、SNSの世界に飛び込み、
「こんなに勉強を頑張る方々はたくさんいらっしゃるのだな~!?」
と驚きでした。
こうしてつながる事ができたフォロワーさんと朝の挨拶等のリプやいいねを交わし、刺激を頂くことができました。
また、勉強関係以外のフォロワーさんから応援して頂くこともあります。
自分と繋がってくださり、本当にありがとうございます!
そして、SNSで得ることができたのは情報です。
始める前は定番の参考書と動画のみで勉強してました。
一方、SNSの世界では様々な勉強ツールの情報交換がされています。
情報をもとに5月には、電験界隈の中で話題になっていった『電験カフェへようこそ電験三種のギモン・お悩み解決します』のリリースを知り購入。
【電験カフェへようこそ電験三種のギモン・お悩み解決します】
【著者】
カフェジカ・電験アカデミア
(共著)
本を読み、長年抱いていた電験はもちろん物理について抱えていた疑問を解決する事ができ、合格に一気に近付きました。
後にその時のエピソードである『電験三種初学者へ討伐を伝授! ギモン・お悩み解決します』のブログ記事を書かせて頂くこともできました。
リアルだけでは体験できない世界だね。
一気に世界が広がりました。
本当に感謝しかないです。
過去問とタラレバ思考
因縁の対決
4月中旬より過去問演習を再開しました。
まずは悔しい思いを経験した令和3年度を解きました。
自分が受験した時、理論科目で35点・電力科目で55点で不合格。
その日以来の挑戦です。
いつまでもくよくよしてられない!
トラウマを乗り越えないと!
おうっ!
負けるな~!
8か月振りに問題を解いたので出題内容は覚えておらず、疑似的な初見での挑戦です。
一通り解き終わり、いざ採点。
結果は、
- 理論⇒55点
- 電力⇒80点
理論科目は合格に一歩及びませんでしたが、55点と善戦することができました。
電力科目に至っては高得点で、自らの成長を噛み締めました。
ここまで苦労したけど、諦めなくて本当に良かった!
泣かないの!
嬉し泣きは合格時にとっておきなさい。
この時は実際に泣きませんでしたが、自分のやってきたことは決して無駄ではなかったと思えました。
電験三種リベンジ!理論科目の絶望と不安 そして希望の光での理論科目に心を折られそうになってました。
自分で決心した戦いでしたので、向き合い続けて本当に良かったです。
モチベを維持する【タラレバ戦法】とは?
令和3年度の問題と前回と同じく『2021年度版みんほしシリーズ過去問集』、合計11年分を周回しました。
【みんなが欲しかった!電験三種の10年過去問題集】
【出版社】 TAC出版
1年前は頑張っても60点前後くらいしか取れないことが多かったです。
不合格を経験したことにより、80点超えを多く取る事ができました。
しかし、その中でも合格ラインギリギリや伸び悩む年もありました。
電磁気や三相交流、電子の物理計算等、『あと少しの所を理解できてないこと』や『凡ミス』が原因です。
解説を読んだ時は分かったつもりでいても、いざ問題を解こうとするとフリーズし、手も足も出ませんでした。
「あとちょっとで正解できそうなんだけどできない・・・
やはり自分はダメなのか??」
そう自己嫌悪に陥ってました。
これらは頻出だから落とせないよね。
遠心力や複素数の計算等、もう少しで理解できそうなのですけど、なかなか・・・
そんなある日、
「もう少しで理解できたらこの問題を解けるのに・・・
凡ミスさえしなければ合格圏内なのに・・・」
と考えていた時に、
「ん?タラレバ??これだ!タラレバ戦法だ!」
と閃きました。
パーチャル完全オリジナル(多分・・・)の『タラレバ戦法』とは、過去問で不合格・若しくは合格ギリギリの時に、
- 不正解の問題を洗い出す
- その中で『もう少し勉強したら正解できる!凡ミスが無ければ正解できる!』をピックアップ
- それらの問題を点数に加点する
- 「自分はもう少し頑張れば合格できる!」と言い聞かせる。
これらの手順で行います。
マイナスなイメージの『タラレバ思考』、こういう使い方もあるのね。
この方法で
「自分は大丈夫だ」
と言い聞かせ、モチベーションを維持する事ができました。
この方法は現在の電験二種学習でフル活用しています。
この方法の注意点としまして、
- タラレバをしたからには、「次は正解する!」と考えること
- 人にタラレバ発言をしないこと(言い訳にしか聞こえない!)
- 試験本番では使えない(点数が足らなければ不合格!)
これらを守ることが大切です。
人にタラレバ言ったらカッコ悪いからね。
あくまで自分の中に留めておきましょう。
最後に
今回は『SNSとブログで世界が広がった話』と『過去問周回、そしてタラレバ戦法』についてお話しました。
正直、SNSとブログを始める前は戸惑いがありました。
つらいことも有りますが、やって良かったと思うことが圧倒的に多いです!
後半に紹介した『タラレバ戦法』も、SNSをやっていたからこそ編み出す事ができました。
さまざまな勉強を発信されている方々の発信に刺激を頂き、自分も閃くことができました。
電験以外の資格や受験・定期テストの勉強等に試して頂き、皆さんの効果が出ましたら自分も幸いです。
自分と繋がって頂き交流してくださる方々、ブログを読んでくださる方々、本当にありがとうございます!
次回、夏になり、電験三種への挑戦はいよいよ佳境へと突入になります。
次回記事 【電験三種1ヶ月半前【模擬試験35点】の絶望から合格した話】
さすがは難関電験三種、簡単に合格させてくれなく、試験前に更なる壁が立ちはばかります。
こちらも読んで頂くと嬉しいです。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
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